安達朋博さんクリスマスピアノリサイタルのお知らせと「バリ料理」

  • 2012.12.03 Monday
  • 13:41
2012年12月3日(月)

安達朋博

クリスマスピアノリサイタル

のお知らせと「バリ料理」

ここしばらく、またまた激しく忙しくて
パソコンに向き合えませんでした…

まずはお知らせです。

安達朋博こと
あだっちー 
自称:あだちぇんこ)氏のコンサートのご案内です

※以下、安達朋博さんから了承を得て転載させていただいています

●2012年12月16日(日)
 仙川アヴェニューホール
 
http://tomohiro-pf.jugem.jp/?day=20121105
319086_488210441209351_152445698_n.jpg


素敵なコンサートになると思います。
コンサートのあとはパーティ

これまた素敵な企画。
皆さま、お早めにご予約を。

眞對まで問い合わせてくださってもOKです。

※「パーティだけ出席」はNGです



さて…安達朋博氏のことを語るのは

私のブログ9/10付の
安達朋博さんのバースデーコンサート・クロアチア・横浜写真」

以来なのでした。

まずは…
9月13日
杉並公会堂大ホールでの
バースデーコンサートの感想…
まだでしたね。


9月13日コンサート↓

20120913安達朋博杉並公会堂大ホール04スポットライト


フルプログラムの演奏を聴いたのは
1年半ぶりぐらいだったのですが

ひとこと。

演奏が変わったな…。
良い意味です。

表現も
繊細さ、雄々しさ、ともに増し
哲学を感じさせ
さらに深くなったな…という印象。

シューマンフモレスケも
スクリャービンも。

よかったです。
生徒のAR君と一緒にコンサートに行ったのですが

とにかく満足。

それに…
1000人入る大ホール。
7割以上埋まっていて圧巻でした。

ご本人のリアルバースデーコンサート
ということもあり
入場時に以下の紙を配られ…

20120913安達朋博杉並公会堂大ホール05


終演後には
舞台上でお仲間の歌やケーキや…
のサプライズが。


クロアチアの国旗をアレンジした
特別バースデーケーキ↓

20120913安達朋博杉並公会堂大ホール01


サイン会↓

20120913安達朋博杉並公会堂大ホール02


あだっちーが立ちあがったら…
お花に埋もれちゃいましたね↓

20120913安達朋博杉並公会堂大ホール03




安達朋博ファンはどうやら
リサイタルの回を増すたびに増加の一途。

ソロ以外に伴奏デュオのオファーも引く手 数多。

わかります。
私もクロアチアでたった1曲を聴いたとき
演奏に込められた
ひたむきな情熱を感じました。

おもしろキャラですが
本当に賢いかた
才能あり、努力家であり
ある意味、天才。

そしてビジュアルも…。

そんな安達朋博氏。
年に1〜2回
お食事をご一緒しながら
だべりン愚を楽しみます。

今回は杉並公会堂大ホールの感動をお伝えしたかったし
ちょうど、私にも久々の休みがやってきたし…。

で。

2012年9月17日(月)

安達朋博さんとバリ料理

〜来春の眞對ピアノ教室発表会
 (2013年4月28日)
 のゲストに安達朋博氏、決定〜



20120917安達朋博バリ料理01


ご一緒したのは
新宿の野村ビルにある
バリラックス。

バリ料理
のお店です。

一昨年はトルコ料理
昨年はエジプト料理
アメリカスタイルの
オイスターバーもありました。

たまの会食。
なんだか「普通系の」お店にいくのは
もったいない気がして。

この日も
アフリカやらモロッコやらアメリカやらギリシャやら。

朝からメール応酬で悩みまくったあげく
バリ料理に決定。

パリ…ではなく、リです。


店の外にはこんなオブジェ。↓
バリの神様かな?

20120917安達朋博バリ料理03



予約していなかったので、少し待っている最中↓

20120917安達朋博バリ料理06入口



店内はこんな感じ。
バリバリのエスニック風

20120917安達朋博バリ料理28水辺


バリ…行ったことあるかた
たくさんいらっしゃいますよね

私は残念ながら未体験ゾーンです

20120917安達朋博バリ料理04



ビールの銘柄はビンタンバリハイ

20120917安達朋博バリ料理06テーブルランプ




テーブルの上には素敵な細工のランプが。

20120917安達朋博バリ料理27テーブルランプ



ひたすらアジアンテイストな店内。

20120917安達朋博バリ料理26店内



水の音が新鮮です…

20120917安達朋博バリ料理25店内



店内にはいろんな席があり
何度行っても楽しめそう。


20120917安達朋博バリ料理24店内


予約しないで行ったら満席。
しばらく待たされました。


↓ これは、閉店まぎわ、人がいなくなってから撮影。

20120917安達朋博バリ料理23店内



テラス席もバリの風が吹いてきそう…

20120917安達朋博バリ料理22店内





20120917安達朋博バリ料理21店内


記念撮影↓

20120917安達朋博バリ料理09ツーショットaスポット




あだっちー(あだちぇんこ)氏が
素敵に撮れたこの写真↓
ご本人はタイムリーにFace Bookに。。

20120917安達朋博バリ料理11




20120917安達朋博バリ料理10




さて、お料理。


20120917安達朋博バリ料理08


20120917安達朋博バリ料理05メニュー


サテの盛り合わせ↓

20120917安達朋博バリ料理19






20120917安達朋博バリ料理15




これが フォアグラ×マンゴー。↓
お店のオリジナルらしい…
私はこれが一番気に入りました。

20120917安達朋博バリ料理12


20120917安達朋博バリ料理08a



辛い! けど美味しい。

20120917安達朋博バリ料理09




たっぷりチーズの石焼きカルボナーラ風リゾット↓

20120917安達朋博バリ料理12a


長い名前のこの料理。
バリ?料理??なのかな???は
さておいて…

あだっちー、混ぜる!

20120917安達朋博バリ料理13かき混ぜ!切抜き


さすが、駿足ならぬ「駿手」!

アイフォンの写真にもこんなスピード感が。



よ〜く混ぜて食します。

20120917安達朋博バリ料理14



食事中に見せて下さったのが

クロアチアの女流作曲家
ペヤチェヴィッチ
の楽譜と肖像画っぽい…写真



20120917安達朋博バリ料理18ペヤチェヴィッチ

第一次世界大戦のさなか生き抜き
30代でこの世を去った女流作曲家。

9月13日の杉並公会堂大ホールでの
安達朋博氏の演奏

そのリサイタルのパンフレットに
安達氏ご自身が執筆された解説が。

機会があったら
安達朋博氏の書かれたその文章
ご覧くださいね。

とてもわかりやすく書いてあり
ペヤチェヴィッチ
のことも…すこし深く知った気がしました。





20120917安達朋博バリ料理17ペヤチェヴィッチとあだちぇんこ



20120917安達朋博バリ料理16ペヤチェヴィッチ



ところで…

最近のあだっちー(自称:あだちぇんこ)氏は
なんとをのばされていてびっくり。

クリスマスまでには剃られると思いますが…

先日、ザラフィアンツ先生のサクラビア成城でのコンサート時、
髭あだっちー激写
ブログに掲載OK、と言われたのでちょっと載せますね…

20121124髭あだっちースポット



以下はおまけ写真…
昨年の横浜 赤レンガ倉庫街
クリスマスです…。

本当に素敵なスポット。

皆さま、ぜひいらしてみてはいかがですか?

その前に12月16日の
安達朋博クリスマスリサイタル
よろしく!


20111207安達朋博001

20111207横浜安達朋博


20111207横浜赤レンガ倉庫安達朋博01


眞對れいこ

眞對れいこホームページ↓
http://www.shiroikabasan.com/

いきつけ居酒屋「ぶる」 惜しまれつつ閉店…

  • 2012.12.04 Tuesday
  • 12:34

2012年12月4日(火)

いきつけ居酒屋「ぶる」 


惜しまれつつ閉店…




ひゅうぅぅぅ・・・。

とうとう最後の日が終わりました。

近隣住民の憩いの場
私のリフレッシュの場
かけがえのない場所

居酒屋「ぶる」

2012年11月30日をもって終了…。
(T T)

ラスト1ヵ月は
常連さん達の社交場

最終日は…
常連さんばかりの

卒業式打上げ、状態でした。


20121130居酒屋ぶる閉店20シャンパン振る舞いぼかしスポット

居酒屋ぶるでは
たくさんの知り合いができました。

20121130居酒屋ぶる閉店07マスターママぼかし

20121130居酒屋ぶる閉店11ママ

マスターとママのお人柄
ご人徳で

常連客さんは
皆さん、タダものではない
すごい人ばかり…。



たくさんの知り合いができ
夜な夜な
レッスンが終わったあと
店の提灯が消えた後

特別にお店に入れていただいていました。

20121130居酒屋ぶる閉店14マスターママ


20121130居酒屋ぶる閉店10筆書きメッセージ


20121130居酒屋ぶる閉店13カウンターより厨房を

ぶるのカウンターに行けば
誰かに会える…

20121130居酒屋ぶる閉店16カウンターぼかし逆光



クラブ活動の部室のような
感じでした。


最後の夜は会費制。座ると出てくるおつまみの数々…↓

20121130居酒屋ぶる閉店15ラスト日の一人前


在りし日の居酒屋ぶるカウンター↓




もう、昨日から今日にかけて
店は解体スケルトンに。


食器は全部廃棄処分と聞き
食器大好き人間の私は
格安で食器を譲っていただきました。

車で乗り付け

ビアジョッキ。
60個以上
…全部、譲り受けました。


食器や すき鍋…
たくさん たくさん。

今、家は食器の山↓
(きちんと年末に収納します)


20121204引き取ったお皿群01



いただいたお皿に
いつものマリネを盛りつけると…

20121203ぶるのお皿に盛り付け

あら素敵!


でも…
ひゅうぅぅ…

居酒屋ぶる。



心のオアシスでした…

マスター・ママさん

本当にありがとうございました


眞對れいこ


眞對れいこホームページ↓
http://www.shiroikabasan.com/


ワルトシュタイン第一楽章無謀挑戦中!

  • 2012.12.09 Sunday
  • 23:30

2012年12月9日(日)

ワルトシュタイン第一楽章

無謀挑戦中!

20121207横浜21赤レンガ倉庫クリスマスツリー


もうすぐクリスマス…そっちのけ。



ワケアリで…

ベートーベン ソナタ第21番
ワルトシュタイン第一楽章
ゼロから10日間完成させるぞ、と心に誓い。


それは12月6日深夜のこと
そんな決心をし
目下、頑張り中。

譜読み暗譜まで。
あと9日12月15日までに
弾きこなし〜完成させる!



しかし
かなり練習時間がない!
日中はレッスンが。
それに、予期せぬ予定も。


12/6
フルート伴奏の合わせ〜14時
レッスン 14時15分〜22時
練習 22時30分〜26時30分

12/7(金)

横浜イギリス館で伴奏
ベートーベン ソナタ ワルトシュタイン第三楽章演奏
ちょっと横浜夜景散歩
練習 24時〜26時


12/8(土)
レッスン 朝8時30分〜21時
練習 21時〜22時、23時〜26時

12/9(日)

練習 朝9時〜9時30分
レッスン 朝9時30分〜20時45分
練習 21時〜23時30分


…で今。
2012年12月9日
23:30…

まだ、ワルトシュタイン第一楽章の
暗譜7ページ半 (T T)
全部で14ページ
ワルトシュタイン第一楽章…。。

今夜もこれから
24時〜26時、練習予定。



明日

12/10はなんと…
朝11時から、某雑誌の取材が。

私の書いた
96歳のおばあちゃん
…2012年1月付け
ブログ記事

雑誌記者さんの目にとまり
雑誌
100号メモリアル記念号

おばあちゃん(現在97歳)が載るのだそうです。
また、具体的に報告しますが

明日はその取材に同席しなければならず…。


レッスンは毎日びっしり夜まで…


あと、1週間!
無謀かもしれないけれど

ワルトシュタイン第一楽章
頑張るぞ!!
夜中。
それにワルトシュタイン第三楽章の手直しも。



・・・なので
ブログ更新は今しばらく休止かな…。

以下が
書きかけ一覧です

・息子の友人ご来訪おもてなし
・行きつけ居酒屋「ぶる
…惜しまれつつサヨナラ
・すごい知人シリーズ(高取ヒデアキ
 新譜「折れないハート」絶好調!)

20121203高取ヒデアキ氏CD01

20121203高取ヒデアキ氏CD04


・すごい知人シリーズ
ギター名手医師

・すごい知人シリーズ
ザラフィアンツ先生、と、ファンブログ紹介)

97歳のおばあちゃんの取材報告
 
新宿とお別れ…

・9月に書きかけた「12本」
 のうちの数本

眞對ピアノ教室・コンセプト

・横浜イギリス館〜赤レンガ倉庫街の
 クリスマス


★今年の赤レンガ倉庫街の
クリスマス・ツリー↓です

20121207横浜20赤レンガ倉庫クリスマスツリー


20121207横浜49夜景切抜き


20121207横浜37夜景


早く…長〜いブログ書きたい!


今はとにかく、練習あるのみ!


眞對れいこ


眞對れいこホームページ↓
http://www.shiroikabasan.com/


心が折れ中…新宿実家とお別れ・血だらケンバン・居酒屋消滅〜高取ヒデアキ氏『折れないハート』

  • 2012.12.23 Sunday
  • 02:22

2012年12月22日(土)

心が折れ中…



新宿の実家とお別れ〜
血だらけ鍵盤〜

行きつけ居酒屋とのお別れ〜

励ましは生徒のピアノと

高取ヒデアキ

『折れないハート』

20121203高取ヒデアキ氏CD04


ただ今
ボキボキ折れ中。


★心折れ…その1
新宿の実家と…とうとうサヨナラ


★心折れ…その2
血だらけ鍵盤
コンクール本番・大コケ


★心折れ…その3
心のオアシスいきつけ居酒屋消滅


★心折れ要因その4
まあいろいろ…。ヒミツです…(^^;;



そんな折も折…目の前には

折れないハート
というCD

そして心を癒してくれたのは
生徒のピアノ


という内容の公開ブログです。

またまた長いですが
お付き合いくだされば嬉しいです。




★心折れ要因その1

新宿の実家と…とうとうサヨナラ




父も母もいなくなった
新宿の実家…。


20121124西新宿06
↑2012年11月24日撮影


誰も住んでいないと
やはり古い家は虫やネズミの天下になってしまうのですね…


管理ができない、ということで
とうとう
12/25にお別れすることになってしまいました。
(涙・涙・・・)




12/19
に家じゅうのものが廃棄処分

家具置物布団カーテンも…
食器ノートメモも…
古い映写機百科事典も…
懐かしいおもちゃも…

母が愛用していたさまざまなもの。

全部、業者によって廃棄処分。


20121124西新宿08
↑実家の玄関前にて 2012年11月24日撮影



12/16
血だらけ鍵盤コンクール(後述)のあと
破れた指先がズキンズキンと痛む中…

最後の荷物持ち出しをしに新宿の実家へゆきました。

「今日、運び出さなかったら
すべての荷物が業者に処分される

心は折れまくりです



寂しくて
喪失感にさいなまれて

車につめるだけ
の想い出
の想い出…。


私は生まれも新宿
そして新宿で育ちました。

淀橋」という町名の
今は西新宿6丁目のあたりで生まれ

青梅街道と甲州街道を結ぶ道路ができるため
立ち退き。

5歳のときに
今の実家…
西新宿8丁目に引っ越しました。


20121124西新宿10逆光住所

当時は「柏木」という町名。

私が小学3年生の時に
町名一斉変更
あの辺一帯がすべて「西新宿」に。


実家の玄関から見上げる空には
アイランドタワー↓

20121124西新宿04

実家は今でこそ
丸ノ内線の「西新宿駅」から
徒歩1分ですが



西新宿駅から実家をのぞむ…↓
突き当たり奥に小さく見えるのが実家です…

20121124西新宿01


昔は西新宿駅など存在せず

へんぴな田舎っぽい町。
新宿駅から徒歩10分ではあったのですが
なんだか田舎…。


いまだに残るレトロな「ときわ荘」↓
その…道を隔てた向こう側が実家です

20121124西新宿02



実家の右横に見えるのは
安田火災ビルと野村ビル↓

20121124西新宿05



もうすぐお別れ…の懐かしの我が家↓

20121124西新宿07


昭和41年築のボロ家ですが
想い出は詰まりまくり…。


12月16日

すべての想い出を持ち出すわけには
いかず…

寂しく玄関のドアを閉めました。


さようなら
さようなら…(T T)


実はその日
12月16日
そんな悲しみをかかえて
日中に
とあるコンクールに挑戦していたのです…。



★心折れ要因その2

血だらけ鍵盤

コンクール本番・大コケ


2012年12月16日

…とあるコンクール全国大会。

ワルトシュタイン
第一楽章大コケ
第三楽章かなり大成功


…「とあるコンクール」。

母の希望だったこともあり
母が亡くなる前日
4月30日
そのコンクールの予選〜セミファイナルを受けました。

私は2週間泊まり込んだ
母の入院する病院を抜け出して…。

予選〜セミファイナルを受け
そのコンクールの全国大会出場が決定していました。

思考力低下中な状況で受けてしまった
予選〜セミファイナル。

アマチュア・カテゴリーで出場権を得てしまったのです。


全国大会は12/16



さて今月。
全国大会の本番直前…
10日前になって突然!

「アマチュアで出場するのは
辞退しよう」
などと決心。

全国大会出場そのものを辞退する希望を出したところ

再度本選・セミファイナルのステップを踏み、
全国大会出場カテゴリーをランクアップさせていただくことに。



ただし受賞の対象外者として
出場のみ…のような状態。

アマチュアカテゴリーだったら
第三楽章だけ演奏すればよかったのですが

出場カテゴリーのランクアップに伴い
課題曲が増え
突然、用意していなかった第一楽章を弾くことに。


…それを決めたのが10日前

これが
ワルトシュタイン第一楽章10日間完成無謀挑戦!のいきさつです。




直前に私自身のわがままで
出場カテゴリーを変更したので
もとより、受賞は論外。

ただ、自身を奮い立たせるための挑戦。
手の怪我も克服しようと頑張っている今…

アマチュアでのエントリーは今後は無し!と決心して
このようなドタバタ劇。

賞取りは来年目指し…。


今回は出場カテゴリーランクアップが今回の私の目標
本番で
恥ずかしくなく弾けることが
今回の最大の目標だったのです。


20121216ホール01


ところが…
やってしまいました(T T)
大コケ


(゜д゜lll



即席10日間で譜読みから暗譜まで仕上げた…
無謀挑戦した…

ベートーヴェン・ソナタ
ワルトシュタイン
第一楽章

午前中のリハーサルでは意外と快調だったのですが


その快調さで欲を出したのが間違い?
リハーサル後も欲を出して近くのスタジオを借りて直前猛練習




20121216痛い指01切抜き

↑本番終了後、血を洗い流したあとの指


10日間の無理な猛練習がたたり

毎日
いろんな指の爪剥がれていっていました。

前日には左手の人差し指の爪が剥がれ…。



20121216痛い指02切抜き


痛みをおして
直前にスタジオ練習したのがやはり失敗の上塗り。



本番
第一楽章弾き始め直後のことでした。


とうとう
指先が破れたらしく
いつの間にか
鍵盤が血だらけに…。

え…っ?? 鍵盤が赤い??

と思った瞬間…

即席
10日間
早朝と深夜を使って仕上げた第一楽章は崩れ去り


やはり即席はダメですね (^.^;)

もともと私はノミの心臓
ステージは明る過ぎて
ステージ上で冷静な考えは無理。
何も考えられない。

眠っていても弾けるようなくらいに弾きこんでいないと
私はダメなのです。

しかも、白いはずの鍵盤はだらけ!!



あまりに悲惨なコケをしまくり
なんとか最後までたどり着きましたが
恥ずかしいのなんの…。

不思議と、
指に痛さは感じず

痛みを感じる余裕もなかったのかな…?




この悲惨さに何も怖くなくなり
もはや無我の境地。

赤い鍵盤
を見なくてすむように
目を閉じて弾ききった第三楽章…。

目をつぶっていたので血が見えず。



3か月間あたためた第三楽章
気持ちよく弾けました。
自分なりに満足いく演奏でした。
今までで一番、会心の出来
…だったかも。


 

しかし第一楽章
あまりに酷いコケまくりだったので
審査員先生がたも呆れられたことと。

 

本当に申し訳ありません…。


リハーサルを聴いてくださった
某審査員先生からいただけた
こんなお言葉↓がとても救いとなりましたが…。

「第1楽章は先生(眞對)の練習の成果が出せずに残念でしたが、
第3楽章は先生の音楽が
伝わりました。
 
リハーサルの様子を聴いていますと、
たいへん素晴らしい音量と音色で感心しておりました。」


本当にありがたいお言葉です…。


しかし10日前の決心。
このおかげで

曲に挑戦する新たな活力と目標を得ました…

ホントにカッコ悪かったけれど…
めげずにまた来年!(?)




そんな心折れる状況…
血だらケンバンの直後に
新宿の実家に向かったのでした。




★心折れ…その3

心のオアシスいきつけ

居酒屋「ぶる」消滅



2012年11月30日(金)

いきつけ居酒屋「ぶる」 
惜しまれつつ閉店…

※これについては
2012年12月4日付のブログとして
遡ってアップ(公開)しました…




ひゅうぅぅぅ・・・。

とうとう最後の日が終わりました。

近隣住民の憩いの場
私のリフレッシュの場
かけがえのない場所

居酒屋「ぶる」

2012年11月30日をもって終了…。
(T T)

ラスト1ヵ月は
常連さん達の社交場

最終日は…
常連さんばかりの

卒業式打上げ、状態でした。

※居酒屋ぶる終了…の話の続きは
2012年12月4日付のブログを
ご覧ください。



★心折れ要因その4

いろいろありまして…。
心が折れること。
「ヒミツ」
ということにしておきます…(^^;;




さて、そんな今こそ
『折れないハート』!

20121203高取ヒデアキ氏CD01


心折れそうな私のそばに
『折れないハート』
という
高取ヒデアキ氏の新曲CDがありました。

ただ今、『折れないハート』は絶好調。


20121203高取ヒデアキ氏CD05


作詞・作曲・そして熱唱!の
高取ヒデアキ氏。



高取ヒデアキ氏は
とても爽やかで素敵なかたです。


その高取ヒデアキ氏からCDをいただきました。

実はちょっと知り合いなのです…。



20121203高取ヒデアキ氏CD00


『折れないハート』
テレビ番組
遊戯王ZEXAL(ゼアル)2
主題歌。

20121203高取ヒデアキ氏CD07


勇気づけられます。

高取ヒデアキ氏の詩、熱唱

歌に魂をこめているのがわかる。
心にぐっときてしまいます。

ご自身の辛い心を
聴く者の辛い気持ちを
奮い立たせるように。



歌詞は
「高取ヒデアキ 折れないハート 歌詞」
と入力して検索してみてください。



20121205新譜案内高取ヒデアキ折れないハート01


カラオケ新譜案内
にも「7/41」に登場



↓高取ヒデアキ氏のブログはこちらです
http://blog.goo.ne.jp/takatorihideaki



さいごに…。


2012年12月17日(月)

心折れ中の私は、

泣いてしまいました…というお話を。

 

レッスン中に泣いてしまいました…。

; ;

 

ある生徒…
小学6年生の男の子の弾いてくれた

メンデルスゾーン無言歌集

「なぐさめ」

…を聴いているうちに
…涙がどくどく出てきて…。

(※「なぐさめ」という表題はメンデルスゾーン自身がつけたものではありませんが)

 

でも
悲しかったのではないのです。

虚しかったのでもないのです。

 

その涙は正真正銘

感涙でした。

そのピアノに感動して流れた…。

 

暗くどんよりした
心の傷が癒えるのを感じたから。

それがピアノの音色のマジックだったから…

 




その男の子は今年ピティナ予選で満点を3つもらった子。

努力し続けた子。


幼稚園から3年…
なかなかピティナ予選は通れず…

でも彼の4年越しの不屈の努力は実り
4年目で予選通過


6年
たった今では
眞對教室でもトップクラス。

ピティナ予選通過も常連となりました。
 



12月17日 月曜日
欠席者があったので時間が余ってしまい

私はその男の子に

「久しぶりに
 コンペ曲弾いてみて」

 

と頼みました…。


彼は不意に曲を指定されたため
たいへんドギマギし
前日の私のように
大コケしまくりながら
メンデルスゾーンなぐさめ」を暗譜で弾きました。

 


大コケの1回を弾き終えると
彼は楽譜を探しに。


戻ってきて
もう1回弾き…いいえ奏でました

 


そのピアノ

私の痛い心をその表題のように…

なぐさめてくれました。

 


優しい音色

奏でかたも私が夏に教えたことを守るばかりか…

もっと自分の奥底から醸し出すように弾いてくれました…。

 


音のしっぽが

とてもまろやかで優しくて

こんなに痛い心の傷

「なぐさめ」がなぐさめてくれる…


どこまでも、繊細で丁寧な音。


 

私は感涙してしまったのです。

 

傷に痛みどめ…傷が癒える

ピアノが癒してくれている。

 

それを感じたら、

涙が止まらなくなってしまって…。

 


涙で目がうるうるになりながら


「先生はピアノを聴いて
 心がなぐさめられたの
 ありがとう、
 本当にありがとう…」

と彼に言いました。

 

すると、小6の彼は
なぐさめ」を

何度も何度も…幾度も幾度も…

弾いてくれました。



 

尊い。と思いました。

 

心の辛さは

とても癒され、少し軽くなりました。

これは…今週の月曜日のできごと。

 

一生、忘れられない素敵な想い出となりました

 



折れかけた私の心は

折れないハート
生徒のピアノ


癒され中です…


そして今日
ある生徒さんのお母様から
心に染み入る1通の
嬉しいお手紙が届きました…


眞對れいこ

眞對れいこホームページ↓
http://www.shiroikabasan.com/

サンタが来ました!

  • 2012.12.25 Tuesday
  • 08:04
 

たいへんです!!

サンタが来ました

20121225サンタプレゼント02


2012年12月25日(火)

サンタが来ました!


今朝起きたらプレゼント発見

サンタだ!!




昨日は

新宿の実家と最後のサヨナラ

とんぼ返りで教室に戻り
コンクール全国大会前日の
大詰めレッスン
しながら

コンクールメンバーでのパーティ
〜22時前まで。


そんなこんなで
昨夜は疲れて23前に寝てしまった私。


ケーキ屋さんのバイトから

帰ってくる前に….


今朝
起きたらプレゼント発見

 

サンタは亡きおばあちゃんにも。

20121225サンタプレゼント01 



サンタは仕事から帰ったら、みんな疲れて眠ってる



そんな枕元もとに
プレゼントを置くサンタ
パパにも靴の中にしのばせる

そしてまさに
今日で終わるおばあちゃんの家

そんなおばあちゃんの遺影にも
サンタプレゼントを。


いつの間にか
逆転サンタ


ちょい、涙。です。

うるっ


(T T)
 

メリークリスマス!


眞對れいこ

眞對れいこホームページ↓
http://www.shiroikabasan.com/

12月の横浜 幻想光の夜

  • 2012.12.25 Tuesday
  • 23:51

2012年12月7日(金)

12月の横浜 幻想光の夜




20121207横浜57夜景

20121207横浜42夜景

20121207横浜28赤レンガ倉庫




このブログでは
横浜の夜景を…。


幻想的な異空間の想い出を。

20121207横浜23赤レンガ倉庫


12月7日
ちょうどこのころ、忙しくて
このブログをすぐに書き始めたものの、なかなか完成させることができませんでした。



20121207横浜29赤レンガ倉庫


このブログ完成は…
2013年の1月6日。

なんと
もう年が越えてしまいました。

でも
書き始めた日付でアップさせていただきますね。

どなたか見つけてくださるかたは
いるかな?




文章は翌日すぐに日記に書きつけておいたものなので
それなりに鮮度失われていないかと…。


20121207横浜01イギリス館



2012年12月7日金曜日

横浜の「イギリス館」というところで
ピアノを弾きました。


20121207横浜02イギリス館


あるコンサートの
フルート伴奏
ピアノソロ



20121207横浜04イギリス館

イギリス館のエントランス↑

20121207横浜05イギリス館


イギリス館はかつての英国総領事の公邸。昭和12年に建てられたそうです…



20121207横浜06イギリス館




イギリス館の中にあるホール↓

20121207横浜07イギリス館フルート
 


私が弾いたフルート伴奏は
シューベルトのソナタ第1番

 

当日やはり演奏のためいらしていた
安達朋博さんに
ビデオカメラを渡し

ビデオ撮影していただきました。

私の伴奏とソロ。





…ちょっと贅沢だったですね。
快くビデオ撮影して下さった
安達さんは
本当に気立てのよい青年ピアニストさんです。
ありがとうございました。

 

 


演奏会終了後の安達朋博さん。↓

20121207横浜08イギリス館安達朋博





演奏会を終えたあと
有志の皆さまと
外人墓地へ。






外人墓地の入り口の門↓

20121207横浜11外人墓地



外人墓地を訪れるのは初めてでした。
20121207横浜12外人墓地



敷地内↓

20121207横浜13外人墓地逆光


これからヴィノグラードフ先生のお墓参り…

20121207横浜14外人墓地切抜き


外人墓地の中
ホンモノの夕陽とホンモノの逆光
(加工してありません)

20121207横浜15外人墓地夕陽




お墓参りのあとは元町へ。

20121207横浜16元町


さすが元町。建物もおしゃれ…
20121207横浜17元町


みなさんでお茶を…。

20121207横浜18元町

 

 

 

 

皆様とおわかれして
そのあと…

横浜の…尊敬する、ある先生と落ちあいました。

 


先生の事務所には
キーボードエレピが数台とエレキギターベース
作曲用機材などもたくさんつないである…



エレピでワルトシュタイン第3楽章を弾かせていただきました。


「このエレピこんなすごい音が出せるなんて!」
と驚いてくださった先生

「演奏の良さは楽器の良し悪しに因(よ)るばかりじゃないんですね」
…なんて言葉まで。

 

私はとても嬉しかったです… 




 

さて夜景はやはり赤レンガ倉庫街

20111207横浜赤レンガ倉庫13切抜き0

この日は電車ではありませんでしたが
赤レンガ倉庫街へは
電車で行くなら
馬車道駅」で降ります。


これは一年前2011年12月7日)の写真↓
20111207横浜馬車道駅ホーム02切抜き





馬車道駅を降りると

赤レンガ倉庫街はほどなく見えてきます。



20121207横浜41夜景



または…
みなとみらい駅のほうから歩いてやってくると…


20111207横浜赤レンガ倉庫16切抜き

↑こんな景色や



↓こんな景色を見ながらの

20111207横浜赤レンガ倉庫18


光る線路の道が続いています。



光のアーチ↓ をくぐると…いよいよ
赤レンガ倉庫街に近づきます。


20111207横浜赤レンガ倉庫15近く

残念ながら今回は
みなとみらい駅からの光る線路の道は歩きませんでしたが、別な「光る道」を見つけました。




20121207横浜27赤レンガ倉庫

20121207横浜26赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫街。

その昔「あぶない刑事
で撮影に使われた場所です。

今ではこんなに素敵なスポットに。


20121207横浜28赤レンガ倉庫


今年もクリスマスツリーはとても綺麗


20121207横浜21赤レンガ倉庫クリスマスツリー



ほんとに夢の中にいるような。


ツリーの根もとにが据え付けてあり、親子やカップルが鳴らす順番を待っています…↓
20121207横浜25赤レンガ倉庫逆光





20121207横浜20赤レンガ倉庫クリスマスツリー
 このへんに鐘があります

20111207横浜赤レンガ倉庫13切抜き01





陽はとっぷり暮れていて



20121207横浜32赤レンガ倉庫


お店では
ホットワインやソーセージ
ビールやチキンや…。




いたるところに
トンガリぴかぴか」が光り。

20121207横浜30赤レンガ倉庫



このとんがっているピカピカがとても気になって

ズーム!



20121207横浜31赤レンガ倉庫


素敵な花火みたいなライトです。

さわってみると…

20121207横浜29a赤レンガ倉庫手あり

トンガリぴかぴかはかなり固い。
(期待どおり)



20121207横浜40夜景切抜き

赤レンガ倉庫を通り抜けると…


20121207横浜44夜景海に映る赤レンガ倉庫

すぐにに出ます。


20121207横浜35夜景切抜き


横浜
人もまばらな
海沿い
ひろびろ
贅沢空間

幻想イルミネーション
の中


海には光る船。

20121207横浜38夜景光る船縮小

思いっきり光ってるな…

20121207横浜39夜景光る船縮小



海と反対側には

不思議なイルミネーションのドミノ倒しみたいなでっかいオブジェ


20121207横浜55夜景

20121207横浜47夜景切抜き


最初はピンク帰りはブルー
刻々と色が変わるらしい…。




幻想イルミネーションのせいか
あまり寒さを感じない。


とにかく海沿いを歩いてみる…

20121207横浜35夜景切抜き


ふと目が対岸に。
あの…対岸に見える青い光
大きな平べったいアレは何だろう?


20121207横浜35夜景切抜き青い光楕円

 

もいる。

 

でもかなり遠そう(>_<)


でも…。

いってみよう!



20121207横浜54夜景切抜き


海沿いをひたすら歩く

ものすごく綺麗!
夜の内海。

 

イルミネーションが海に映って…。


赤レンガ倉庫の方向からは
鐘の音が時折

カァン、カンン


それがまた、風情を増す。
 

そのはあの大きなクリスマスツリーの根もとに
据え付けてある例の鐘。



今、誰かが鳴らしている
と思うと妙に嬉しいほっこり感。


たしか…「愛の鐘」とか名付けてあったかな…?

20121207横浜43夜景

「青い光の対岸のアレ」に向かう途中、ずっと光る道が導いてくれる。

20121207横浜42夜景


20121207横浜36夜景

だんだん
不思議なライトアップの建物が近づいて…



20121207横浜46夜景

次第に「対岸のアレ」も近づいてくる。



迂回して辿りついた

青い光
大きなひらべったい

ソレ
は…。


大桟橋(おおさんばし)


正式名称は

「大さん橋

国際客船ターミナル」




不思議な不思議な空間


20121207大さん橋99切抜き


大規模なのにほぼ木でできている
桟橋ですからあたりまえなのかな?

細長い板ウッドデッキ
敷き詰められた大規模な木の桟橋


↓巨大なウッドデッキ
20121207大さん橋99切抜きウッドデッキ


文字通り「大桟橋」。

感触足に心地よく

ふわふわ歩ける。


手すり
オブジェ風除け
入口街灯

とにかく、「直角」な線が無い!


ワザとグニャグニャ。
か…

斜め
か…

曲線




すごいデザイン

そして照明は…

ひたすらブルー


本当にこんな青い色ライトアップされているのです


20121207横浜58夜景


桟橋の果ての果て


外国航路の船
遠い海からここにやってくる…



ちょっと調べてみました。

国際港
にふさわしいデザインを…
ということで

「大さん橋国際客船ターミナル」の建設にあたって
国際デザインコンペ建築デザインが競われたそうです。

世界41カ国から、660作品もの応募が。

日本で行われた国際コンペティションとしては最大級のものとなったのだそうです。


最優秀作品…つまり採用されたのは

イギリス在住の
アレハンドロ・ザエラ・ポロ(スペイン・マドリッド生まれ)という男性建築家

ファッシド・ムサヴィ(イラン生まれ)という大変な美人建築家
両氏の作品。



しかし本当に…変わっている。

「クジラのおなか」というオブジェかと思ったら、それが海の上のコンサートホールだとか

上記の写真のような
延々と続く曲線デッキとか

ガラス張り空間とか。

外灯もわざと曲がって建っているし…。




からガラス張りの屋内を見るとこんな感じ…↓

20121207大さん橋99ガラス張り切抜き




ガラス張りの空間からを見やると…
こんな感じ。↓


20121207横浜59夜景



外のベンチ

斜めのツイタテ海風遮られた

2本の金属棒
それが
ベンチ。


 

ガラス張りの中は
青いほの灯りの空間




20121207横浜58夜景


ほら…
ぐにゃぐにゃ

写真が変なのではありません。
本当にこの通りなんです。



そろそろ愛の鐘遠音も耐え…

桟橋の先っぽから
ひとしきり広い洋上を眺め

不思議ガラス張り空間を歩いて
帰路につくことに。


20121207横浜50夜景

また、海に沿って大迂回

でも、ピンクブルーのオブジェが
待っていてくれていたかのように
見送ってくれる…。


20121207横浜55夜景

↑よくみると、個々のオブジェには「扉」が。

20121207横浜56夜景


このオブジェ。
とても電力を喰っていそう…

でももっとよく見ると…



ものすごく省エネ
「光るオブジェ」

巨大ドミノ(?)
には
それぞれたった2本
蛍光灯(LED?)
使われているだけ。

素材デザイン力で
たった2本
電灯の光

10倍くらい明るくみせているような感じです。



この作品を造られた作家さんもまた…すごいな。



20121207横浜57夜景


20121207横浜51夜景長い影縮小

赤レンガ倉庫へ辿り着くと…

もうお店はしまっているのに

まだまだイルミネーションは
明るさをたたえていました…。




帰る道すがら

私の頭に浮かんできた曲は…


大好きな歌群。

マテリアル…椿屋四重奏

風になりたい夜…稲垣潤一
エスケイプ…これも稲垣潤一。

PRIDE…今井美樹


SINGLE NIGHT…スターダスト・レビューの一節…
 

「必要なんだ

 この歌が!」


この部分を夜に向かって朗々と歌いたくなり…



最後に急に安全地帯「悲しみにさよなら」

までが脳裏に…。



24時ジャスト帰宅

帰宅後すぐに
ワルトシュタイン1楽章の練習。
1時間経過。2ページ暗譜成功。
3ページめのトライ…



手に入れた紙の珈琲カップ
珈琲休憩しながら
横浜幻想夜景の余韻にひたる…

 

遠くから眺めた青い光を思い出し

もう一度
稲垣潤一の曲を口ずさんでいました


♪遠くから

 見ているなら
 胸を傷めることもない
 だけど…♪


遠くから見ているだけだった青い光
無理かと思って勇気を出して
歩いたら。

辿りつけたな…


あんなに遠くに見えたのに。
あそこで普通なら
あきらめるけれど。



冬の寒空
に導かれて歩いたら


あんなに素敵な不思議空間に出会えたな…


そんなことを
しみじみ思い幻想に包まれる私でした…


眞對れいこ

 

 

 

 


20121207横浜52夜景



眞對れいこホームページ↓
http://www.shiroikabasan.com/

 

 

 

ちょっと渋谷へ出かけてみました

  • 2012.12.27 Thursday
  • 23:59

2012年12月27日(木)

ちょっと渋谷へ

出かけてみました

20121227渋谷で買い物11迷子109


2012年1226

年内のピアノレッスンが終わりましたが


12/2812/30まで

数学家庭教師」のお仕事。
中学生に数学を教える特別レッスン。

 

12/311/11

家で缶詰めになって

事務仕事



だけどぽっかり

12/27だけは自由な日!
(^o^)

 
この日だけは

「非日常」を満喫したくて

渋谷に出かけてみました…★

 

ふわふわ

夢心地でいられた数時間日記です

 
時間をゆったり使えるOFFの日。

贅沢な数時間…


//

20121227()

待ちに待った

この冬1日だけのOFFの日。


今日だけは他のすべての用事
OFF!


…と思いましたが
スッキリした気持ちで出かけたくて
2時間かけて家を片付け
家の中をスッキリモデルルーム化

20121227渋谷で買い物00モデルルールにしてから外出

新宿実家

残置物廃棄」代金を

駅前のATMで振込み。

そしてへ。


いつも何かしら時間との勝負。

大人は皆そうですが。


たまには時間を贅沢に。

と、のんびりゆったり各駅停車。


15:48発の電車に乗って

乗り換えずゆったりと各駅停車のまま


16:20八幡山を過ぎたあたり


車窓に視界が開け

大きめのまんまるの夕陽が
オレンジ色に光を放つ。

20121227車窓の夕暮れイメージ加工切抜き

空の低いところでパアーッと元気いっぱい
まぶしいオレンジの光彩。

光の矢が大きく空に羽ばたく感じ


あまりに綺麗で 
みとれているうち

思わずにっこりしてしまう自分に気づき


なんだか幸せな気持ち

ふわふわのついた

グレーのマントを纏っていると
 

なんだかとっても

守られ感

20121231グレーのふわふわマント逆光
これが私のグレーのマント

 

ふわふわマントと同じくらい

ふわふわに…。


20121207ふわふわマント元町中華街01逆光縮小
これは12/7横浜での写真です


渋谷に着いたのが
16:41

マークシティ口(西口)に降り立ってみました。

たぶん、私が入った建物は

マークシティ西の果て。


入ったお店は
生活感無い
生活雑貨
のお店

 

石鹸のような良い香り
細長くどこまでも続く
広い広い店舗

 

フランス雑貨のお店っぽい。
エッフェル塔を模した小物もあり。



金色が大好きな私の目に
飛び込んできたのは


小さな金色のまるい缶

20121231トラベルキャンドル02

 

なんだろう?

トラベルキャンドル


って書いてある。


ふぅーん

 

旅行先でキャンドルを灯したい

そんなニーズのためにあるのか

 

さぞ、素敵だろうな

そんなシチュエーション。

 

金色の缶のフタをあけてみると

20121227渋谷で買い物01金色トラベルキャンドルふたあけ切抜き


ほのかに

良い香りの漂う

ホワイトキャンドル。


SEDA FRANCE
 

というフランスのブランドの

(原産国:アメリカって書いてありましたf^_^;))


トラベル キャンドル


トラベル・フルール

20121231トラベルキャンドル01

 

…とにかく金色の缶に入っているのが気に入ってしまい

 

買おうかどうしようか

ひとしきり悩み

迷ったあげく

 

「非日常」象徴のような気がして

 

金色のトラベルキャンドルの缶をカゴに入れました。


そして次に見つけたのは


金色の名刺入れ

 

名刺

いつもお財布に入れてたな。

名刺入れなんて持ってなかったな

20121231金色の名刺入れ01

 

キラキラジュエリーとレースをあしらった
金色名刺入れ

 

これもカゴに。



それからみつけたのは

金色の飾りのついた
金色のヘアゴム

 

20121227渋谷で買い物02金色トラベルキャンドルと金色名刺入れと金色ヘアゴム

あまり、髪の毛を結んだりはしませんが
ごく稀に結ぶ必要がある時

実に夢のないゴムで

髪の毛を縛ってしまうもんな…。

これも、カゴ行き。



ふわっとお買い物をしたくて

そのお店では
この3つだけ、買いました。


なんだか優雅な感じ…(*^o^*)



このフロアには他にもそんなお店が。

全部で4店舗

 

ガラスや

アンティークや

アロマや

素敵な食器

 

ぷらりぷらりと眺め

 

時間に追われない自由な気持ち
を満喫し続け

 
金色のアンティーク調写真立てや
金色の食器や

木製の小さな小さなハーブスプーンを見つけたけれど買わず。

あまり、荷物を持ちたくなかったので。


でも、足もとが寒くて
レッグウォーマーをさがしていたら

ふわふわグレーの毛と
キラキラ飾りの
夢満載ブーツが。
 

20121227渋谷で買い物03ふわふわ夢ブーツ

とても小さくみえたのに
Lサイズ
履いてみたら確かにピッタリ

これ、ください。履いて行きます

反対に
自分が履いてきた靴を包装してもらい。

…けれど残念 (>_<)

お店の包装ビニール袋は

ピンク


履いてきたクツは

ピンク色の袋に入れられて…。



今日の
金色とグレーと黒とキラキラ

カラーコーディネイト・コンセプトからは逸脱色


今日だけはピンク色がはばかられ。

同じお店に素敵にディスプレイされていた


黒のヒラヒラバッグ
も買って
ピンクの袋をその中へ

 

 

20121227渋谷で買い物04黒のひらひらバッグ

買ったもの総まとめ

金色の丸い缶入りフランスキャンドル

金色のキラキラ付き名刺入れ
金色の飾り付き金色ゴム
グレーのふわふわとキラキラ付き夢ブーツ
黒のひらひらバッグ

20121227渋谷で買い物05買ったモノ勢ぞろい


私の服装は
グレーふわふわマント

カラーコーディネイト成立



17:12 
待ち合わせ人からメール到着。

もう新宿駅から山手線に乗った
もう代々木とのこと。


急いでマークシティの外に出るが
方向がわからない
京王線井の頭線の渋谷西口


冷静に「」の方角を

iPhoneアプリマップ

STAR WALKで探せばよかったのに
f^_^;)


あせってウロウロ


やっとスクランブル交差点に辿りつき
指定された 109 の建物を見つける。

でもMEN'Sって書いてある

20121227渋谷で買い物10迷子109

 

_;)
違いそうだな…。
ここじゃなさそうだな……。。


iPhoneアプリマップで調べると

109複数あるしf^-^;)

 

たぶん、自分は待ち合わせの場所にいないんだとわかりあせる



私は新宿生まれ新宿育ち

新宿はかなりくまなくわかるけれど


昔っから渋谷オンチの私。

高校のころから

渋谷は何度行っても覚えない。

大学になっても

社会人になっても…(^^;;

しかも道が放射状とかになっていると

私は方向把握できなくなる

いわゆる「方向オンチ」。

もしも砂漠迷い子になったら
私と一緒にいたら誰も
オアシスに戻れない感じ。

私は見事に「反対方向」に行ってしまう
ザンネンな特技をもっている


//


ふと、昔の記憶がよみがえる…

小学5年生の時の遠足

こどもの国オリエンテーリング

今思えば
さして難しくない
簡単なオリエンテーリングだったのに


私のグループだけ、遭難


(^^;; もちろん、私のせい。
さながら樹海の中を彷徨う一団。


やっと、集合場所辿り着いたとき
もうバスの出発時刻ギリギリ
先生がたもオロオロなさっていたのを覚えています

お弁当は帰りのバスの中で。

私は不思議楽しかったけれど
一緒のグループの人々にはさぞかしうとまれたことと。

_;)


 

//

さて、12/27渋谷の話に戻ります。

20121227渋谷で買い物11迷子109

109MEN'Sで待っている私に

待ち合わせ人から電話

 

やっぱり、違う場所だった。((((;゚Д)))
自分がどこにいるのか、説明すらできない私。


夕刻渋谷の雑踏彷徨ううちに
待ち合わせ人は私の思っていなかった方向から現れる。


やはり…

ものすごく方向感覚を逸していた私


近視の私には
渋谷の街の灯りがぼやけて
はかえって綺麗に見える



非日常時間ぽわんと夢気分で

思考回路もゆっくりモード。


ふわふわ夢ブーツもあったかで

ふわふわマントに包まれて

渋谷の街を歩く


なんだかふわふわ (^^)

 
20120518渋谷and peaple02


道玄坂の 灯りのお店
and peaple へ。

ここは以前、待ち合わせ人に連れてきていただいたカフェ

やり手社長N氏のお店。

とてもはやっています。


今年5月

レッスンが終わったある夜遅く
初めて来たお店。

道玄坂の 灯りのカフェ

and peaple

20120518渋谷and peaple05切抜き逆光

母の死から2週間後

が亡くなって心が不安定なとき

  

 

ともしびが必要だった…

そんな時に来たお店。


and peaple

20121227渋谷で買い物12and peaple


灯り無数

不規則にたくさんともっています
 
20121227渋谷で買い物13and peaple

 

カヴァ(スペインのスパークリングワイン)
灯りを映したグラスで飲みながら
とりとめのない話。


20121227渋谷で買い物14and peapleカヴァ切抜き逆光

 

懐かしいコンピュータSE時代の話から
仕事の話〜
娘のサンタ話まで。

得意な手相の話も



23時に帰宅するべく

渋谷を出て電車に。


さて私には

御守り的にどうしても欲しいものが。

 

「ライブ映像付き珈琲ベンディング・マシーン自動販売機のキリマンジャロ珈琲の紙カップ」

 

つまり紙のカップ

20121214キリマンジャロ紙珈琲カップ
12/7に買った珈琲の紙カップ↑
12/14も深夜まで練習していた時の写真


この紙カップ
夜中も頑張ってピアノ練習仕事に耐えられる御守りのような存在。

 

横浜での演奏の帰りに買った珈琲の紙カップ。



その珈琲紙カップ大切に使い続けて

夜中のワルトシュタイン練習を頑張っていたのに

いつの間にか家人に捨てられ

 
どうしても

またあの珈琲紙カップが欲しくて
少したいへんな思いをしてゲット成功!

 

20121227渋谷で買い物17キリマンジャロ

20121227渋谷で買い物18キリマンジャロ

20121227渋谷で買い物19キリマンジャロ


20121227渋谷で買い物20キリマンジャロ

 

ジャスト23を少し過ぎ、帰宅。

 

ふと見上げた星空は

 


月の近くで輝く木星

オリオンも。

 
非日常数時間
も終わりを告げ。



非日常の余韻は…

 

金色の小物

ふわふわマントと

ふわふわ夢ブーツ

珈琲紙カップ

渋谷の街歩き
灯りの店のほろ酔いグラス


たくさんの生きるチカラ
魔法アイテムゲット
の数時間でした。


大切ですね
深呼吸ふわふわ

 
いくつになっても。


眞對れいこ…☆彡

眞對れいこホームページ↓
http://www.shiroikabasan.com/


 

97歳のおばあちゃんに取材が来ました〜東京グラフィティ〜藤五郎さんのお墓・私のお墓〜(おばあちゃんは99歳になりました)

  • 2012.12.30 Sunday
  • 12:30

(※おばあちゃんは現在99歳、変わらず元気です(2014年10月現在)
↑この行だけ2014年10月に加筆しました)

 

------------------------------

 

2012年12月30日(日)

97歳のおばあちゃんに
取材が来ました …
東京グラフィティ

 


〜藤五郎さんのお

春江さんから 藤五郎さんへの ラブレター〜


20121210藤五郎おじいちゃん大切抜き03
   ↑

藤五郎さん。昭和21年…36歳戦病死


東京グラフィティ
2013年1月号・創刊100号 メモリアル号


20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その24

 

藤五郎さんはね…『俺が一生、看てやるから安心しろよ。』と言ってくれたの。

 

…でもすぐに戦争に召集されて…亡くなって…。一緒にいられたのは3年だけ。

でも、ずっと守られてると思っていました。


今でも ずっと大事に守っててくれているんですもの
好き』より、もっと大切な人よ。…by 春江おばあちゃん

 

 

------------------------------


2012年12月26日…1冊の雑誌が届きました。

Tokyo graffiti」1月号。12月23日発売。


20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その1

実は…


私がブログで書いた

「96歳のおばあちゃん」
2012年1月2日付)…
の記事がきっかけで

2012年12月10日東京グラフィティの取材がやってきたのです。


記者さんが私のブログを見つけて下さり…

取材させてほしいとの依頼がやってきたのが…
12月5日。私の父の命日。

 



私のお舅・姑さん(私の主人の…父母)とともに暮らしている=春江おばあちゃんは
今、97歳


ひとりで歩き
普通の食事を美味しそうに何でも食べ
読書をし、思考もしっかりしている春江おばあちゃん。



春江おばあちゃん(97歳)と
春江おばあちゃんの(主人の母72歳)と
。↓

20121210東京グラフィティ取材写真その23逆光


…おばあちゃんに、取材の申し入れを伝えると

「私はもう…ひっそりと世の中のすみっこ で生きていたいから、取材はお断り…」と、97歳の春江おばあちゃん。


でも…私の父の命日にやってきた依頼。
なんだか不思議なご縁に思えて、お受けすることを 春江おばあちゃんに勧めてみました

 



天国で私の父母が…
春江おばあちゃんの亡きご主人・藤五郎さん
に、空で遭ったのではないかしら?とも感じ…。


20121210東京グラフィティ取材写真その7


私の亡くなった
春江おばあちゃんが大好きで

絵手紙や・クリスマスカードや
季節のメッセージのやり取り文通を続けていました



今年、先に旅立った私の母(78歳)が
天国で…
藤五郎おじいちゃんと遭ったのかな…

春江おばあちゃんの旦那様=藤五郎さんは、66年前に…36歳で戦病死していました


96歳のおばあちゃん
というブログを書いたのが
私の母の最後の誕生日…1月2日


取材依頼が来たのが、私の父の命日…12月5日

それでなんだか不思議な縁を感じたのです



20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その18スポット

こんな素敵な記事になりました…



掲載された写真です
20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その23


20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その3


記者さんが書いて下さった記事。
「天国へのラブレター」



たくさんのインタビュー話を
こんなに短く上手にまとめる記者さんは やはりすごいな…。

月刊ショパンの時にも同じことをつぶやきましたね…


20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その4

いろんなカップルの写真が満載のこの雑誌。480円。


もし書店で見つけたら…
101ページを見てみてくださいね



20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その7

20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その6


101ページ。↓ 春江おばあちゃんが載ってます

20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その18


送られてきた雑誌には
記者さんの心のこもるメッセージ・カードが。


20121226東京グラフィティ2013年1月号創刊100号写真その12


私のブログは長いのが欠点 (^^;;
まだまだ続くこのブログ記事…取材秘話を少し

 

------------------------------



取材の日は、ぬけるような青空。

主人の実家↓
1994年に渋谷からこの家に移転
20121210東京グラフィティ取材写真その3

この庭先で取材写真撮影

20121210東京グラフィティ取材写真その4



20121210東京グラフィティ取材写真その1


撮影風景↓

20121210東京グラフィティ取材写真その18

20121210東京グラフィティ取材写真その19

取材中↓

20121210東京グラフィティ取材写真その36

が記者の熊澤さん
中央春江おばあちゃん 97歳
春江おばあちゃんの娘=Mさん=私の主人の母私のお姑さん 72歳

20121210東京グラフィティ取材写真その35

春江おばあちゃん
春江おばあちゃんの娘=Mちゃん=私の お姑さん
たくさんの想い出話を…。


20121210東京グラフィティ取材写真その34

お庭に出て撮影!

20121210東京グラフィティ取材写真その21

20121210東京グラフィティ取材写真その20

取材ではいろんなショットを。

20121210東京グラフィティ取材写真その16

20121210東京グラフィティ取材写真その15

20121210東京グラフィティ取材写真その14


春江おばあちゃんが持っているのは、藤五郎おじいちゃんの絵
これは私(眞對れいこ)が描いた絵です

 

 


10数年前…
写真を見て短時間で私がなんとなく描いた藤五郎おじいちゃんのラフな
スケッチ画
「今度ちゃんとした絵を描きますね…」
と言ってから描かぬまま十数年たってしまいました…すっかり絵をさぼってしまい。ちゃんとした絵を描かなけりゃ…ですね…



20121210東京グラフィティ取材写真その5


あらら額に入っている… (^^)



20121210東京グラフィティ取材写真その6


「おじいちゃん」などと呼んでいますが…36歳で逝去
本当にまだ若かったのですね…



20121210東京グラフィティ取材写真その8

まるで少年兵のよう…。

20121210藤五郎おじいちゃん大切抜き

↓これは藤五郎おじいちゃんの出征時。「藤五郎」の旗がみえます

20121210東京グラフィティ取材写真その25


向かって右が春江おばあちゃん。
赤ちゃんを抱っこしているのが藤五郎おじいちゃん。

そしてこの赤ちゃんは主人の母の…姉(享年2歳)Eちゃん
戦時中の医療の限界で…病気で2歳で亡くなったそうです…(涙)



20121210東京グラフィティ取材写真その25スポット


藤五郎おじいちゃんは戦地で病気にかかり、終戦の年には日本に帰っていました

藤五郎さんの乗った軍艦が転覆し、助けられる仲間を助けつつ、命からがら自力で異国の地に泳ぎ着きそこで病気に。
瀕死の状態で日本に戻っていたのです

 

 

------------------------------

 


以下は実話です


春江おばあちゃんの娘(私の姑さん)が5歳の時。関東が空襲を受け
防空壕に町じゅうの人々が避難している中


戦地帰りの藤五郎さんは
音で異変を突然、察知して皆に知らせたそうです

 



この防空壕爆撃される!

危ない!皆、逃げろ!!

病気の体ながら藤五郎さんは小さな5歳の娘をおぶって逃げました
防空壕の中にいた人々を説得し、連れ出し先導して。



そして、夜の闇の中
敵機爆撃が続く中

 


もう近くが爆撃機の射程内に入ってしまった…。
藤五郎さんはその時、咄嗟に皆を空襲から助ける手段を。



線路の上に全員、頭を同じ方向に向けて等間隔あおむけに寝て!」

あおむけに寝ころべ…と、一緒に逃げた一団にてきぱきと指図をしたそうです
敵機の攻撃を避ける咄嗟の判断。人間とわかれば攻撃される。

こうすれば 空からは人間には見えず、
線路わきの植栽に見える…という、爆撃を逃れる苦肉の機転。

はたして本当に爆撃は避けられました。


この日、もし藤五郎さんがいなかったら
「私は生きていなかったのよ」
…私の義理の母は言います
5歳の娘だった義理の母は、この藤五郎お父さんと爆撃の記憶を、恐怖体験とともに 幼いながらきっちり覚えていたのでした

爆撃機が去っていき…そこかしこは地獄絵図。
藤五郎さんは5歳の娘に…持っていた布で目隠しを。
そして…家のあった場所に戻ると、家は爆撃で跡形もなく、避難していた防空壕に戻ったら…


防空壕は直撃されており (T T)
藤五郎さんの説得に応じず防空壕に居残った人々は全員…亡くなっていたそうです…

藤五郎さんは重篤な病の身…亡くなる少し前。
最後の力をふりしぼって…何人、何十人かの命をつないだのでした…


20121210東京グラフィティ取材写真その22

東京は戦後の焼け野原。


終戦後まもなく亡くなった、藤五郎おじいちゃん(…といっても享年36歳のまだ若者)のおは…
福島の田舎に形だけの火葬をし、昭和21年に埋葬されました。
ほとんど
土葬に近い状態で…。

それからぴったり50年後1996年
藤五郎おじいちゃんのお骨を、掘り起こすこととなりました
お骨を東京に移すため。


春江おばあちゃんが歳をとり、はるばる福島までのお墓参りも墓守も難しくなったための引っ越しです
藤五郎おじいちゃんの頭骨
春江おばあちゃんが来てくれるのを、連れて帰ってくれるのを待っていたかのように

それはそれは
白くきれいな頭の形
まあるい形を残して頭骨は土の中にありました


1996年に撮った写真↓
20121210東京グラフィティ取材写真その29
藤五郎おじいちゃんの 頭骨の白い色は…
この宝石箱の感じに似ていたので


20121210東京グラフィティ取材写真その27

藤五郎おじいちゃんの再火葬したお骨は、この宝石箱に入れて東京の某市のお墓に埋葬されました
春江おばあちゃんの
ご主人とお子様のお骨。

つまり…
私の主人の義母の姉弟のお骨と
主人の母のお父さんのお骨。

2歳で亡くなったお姉さん:えみちゃん
0歳で亡くなった:いちろうくん
36歳で亡くなったお父さん:藤五郎さん


1997年にお墓に再埋葬↓
今より15歳若い春江おばあちゃん=当時82歳
20121210東京グラフィティ取材写真その33逆光

20121226東京グラフィティ藤五郎プロフィール

「愛」と彫られた墓碑銘のお墓

20121210東京グラフィティ取材写真その32切抜き逆光



1997年藤五郎おじいちゃんのお骨を 福島から掘り起こし…再火葬して東京に移した時、建立したお墓です

私の実家の家紋と眞對の家紋は…奇遇にも一緒。
抱き柏だきがしわ)」それもこれも不思議な話…


以下、取材の時の春江おばあちゃんの言葉です
        ↓

藤五郎さんはね…『俺が一生、看てやるから安心しろよ。』と言ってくれたの。

…でもすぐに戦争に召集されて…亡くなって…。一緒にいられたのは3年だけ。

でも、ずっと守られてると思っていました。
今でも ずっと大事に守っててくれているんですもの

好き』より、もっと大切な人よ。

 


藤五郎おじいちゃんのお話…。
こうやって 雑誌で残せたのも…Tokyo graffiti東京グラフィティ)の取材のおかげなのでした…

 

 


ーーーーーーーーーー

↓以下、2016年5月追記


私が癌になりました


癌とわかって
余命を言われてすぐ
お墓参りに行きました

私の父母が眠る墓所
富士山が眺められる

素敵な眺望の墓所です



墓所からの眺望↓





墓所敷地内でスマホで撮影↓




お墓は継承者がいないと
やがて共同墓地に合葬されてしまう…という現実。

眞對の継承者はおそらく息子の友樹也、一人
いくつもの墓の維持は一人では大変…という話し合いをもち

父母と同じ墓地に…富士山の見えるゆったりした地にお墓を買いたいという前々からの希望を申し出ました。皆が同意してくれたので、新たにお墓を買いました

そのお墓が建立されたら…藤五郎おじいちゃんはまたまた お引越しすることに。




そのお墓に…私も義父母も、その祖父母も一緒に眠ることとなります
私の実父母とま同じ墓地の同じ敷地内に…。寂しくなさそうですね
お参りに来てくれた人に富士山が見える向きに立つお墓です


さて、50歳ほども先輩の101歳のおばあちゃんは、まだまだ頭も冴えていて記憶力も元気!

2015年5月↓中華料理:酔八仙にて



でも足が痛くて歩くのは少し困難…が私と一緒。

お互いがんばろうね、と春江おばあちゃん。私の方が励ましていただいています


私は今…骨転移の痛みと歩行困難、吐き気・発汗、骨の注射後の副作用とイレッサの副作用に苦しんでいますが、快方への試練だと思って、レッスン休まず頑張っています。大腿はシビれが強く、全身痛…。イレッサ隔日服薬では癌は小さくはならないですが、水素を吸わない日は副作用が強いように感じます

春江おばあちゃんと私…ただいま長生き競争中

おばあちゃん…ずっとずっと…長生きしてね


眞對れいこ

 

 

 

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