審査員…つとめてきました

  • 2016.11.28 Monday
  • 11:21

2016年11月28日(月)

 

審査員つとめてきました

 

 

銅賞銀賞

 

 

 

眞對教室から2人が出場した

昨日のコンクール

 

 

第18回 ショパン国際コンクール in ASIA

東京地区大会

 

※4年に一度のワルシャワ開催のショパン国際コンクールとは別なコンクールです

 

 

 

身内には厳しめ。…の信条で

 

 

審査を頑張ってきました

 

 

 

この地区大会で

金・銀・銅賞を得られれば

年明けの全国大会に進出

 

…が、かかっている大会

 

朝10時半から夜19時半まで

 

 

小学3〜4年生部門 39

小学5〜6年生部門34

シニア 4

コンチェルト部門 7

プロフェッショナル部門10名 

 

(総勢94名のエントリーの会場でしたが、既に他地区併願可能なコンクールのため、他地区で全国抜けした出場者は自動的に出場不可となるシステムなので、実際の審査人数は70名弱でした)

 

 

 

小学生部門には

ひとりひとり丁寧に講評を書いた上で採点

 

(講評書きが大変です…頑張ってきたことをしっかり評価してあげたい…これを伝え、さらなるアドバイスを短時間で書くからです)

 

 

 

コンチェルト部門では

コンチェルトができる能力を独奏によって審査

 

プロフェッショナル部門は

ひとり20分近くの演奏を聴き

 

 

採点

 

 

途中、短い休憩・兼・審査会議が何度かあるため

 

審査員控室と審査会場とを何往復

 

 

松葉杖で移動を頑張りました

 

 

いつもより歩き回ったため

今朝は身体じゅう

めちゃくちゃ痛いです

 

 

 

他の先生がたにはとうとう最後まで、私が癌であることはお伝えしないで済みました…おそらく他の先生がたは怪我・松葉杖と思われていたと思います

 

 

自分では…最後になるかな

 

という覚悟の審査員のおつとめでした

 

 

 

 

 

 

咳こみがひどかった一年前…

 

 

 

もう、来年はやれないな

 

と覚悟していました

 

 

 

今春

審査員の依頼が来たとき

 

体調が良くなかったので

 

 

 

 

そんな先…11月には

身体が無理になっているかもしれない…

 

教室自体を閉じて

伏せったきりかもしれない

 

 

 

…と躊躇、逡巡しました

 

 

 

でも、主催者サイドのおはからいで

 

その時の体調次第で

審査員を辞退してよい

 

とのお言葉をいただいいて

 

 

お引き受けしていた

今回のお役目です

 

 

 

 

また

もう一度

 

できることが

夢のようでした

 

 

こんなことができるのも

 

 

医学や

いろんな支えのおかげであることを感じ感無量でした

 

 

------------------------------

 

 

さて

審査に関して…

 

 

 

 

公平さを 過度に意識し過ぎてしまうためか

 

身内に高得点をつけられない

眞對の性分

 

 

眞對教室から出場した生徒さんに 少し…

 

ごめんなさい(> <)

 

 

 

 

小学3〜4年生の部。

 

 

審査会議でフタを開けてみたら

 

 

ある審査員の先生は

ご自身の最高得点を

眞對教室の生徒にくださっていたのです

 

 

私もそれと同じ点数をつけたかった。

 

でも…見事な演奏だったけれど

やはり、ミスはあったし

 

 

私はその生徒の点数は抑えました

 

 

 

 

自分の生徒ばっかりヒイキして…

 

と後から問題となるようなことは

絶対にあってはならないですから

 

 

辛めの点数を…。

 

 

 

 

昨日は8人の審査員で審査した大会でしたし

 

上下カット(最高点と最低点を除外した審査員6人分の平均点で順位が決まる仕組み)が行われたため公平性は当然保たれていました

 

 

 

どの先生の生徒さんが出場されているかは知らされないし

 

 

ひとりの審査員の点数の操作では

けして賞の有無が左右されない運営サイドの絶妙な仕組み。

 

 

 

 

なるほど…と今さらながらに気づいた不正防止策が他にそもそもあるのです。一人の持ち点の少なさ

 

…がそれです。

 

 

 

ひとりの審査員がどんなに乱高下しても

 

その影響は1ptに満たない仕組み

 

 

つまり

受賞か受賞でないかは

ひとりの判定によっては

操作できない

 

 

よく考えられた仕組みです

 

ただし微妙に地区大会における賞のランクは変動します

 

 

 

地区大会では

全国進出するかどうかが寛容である?ため、賞のランクはある意味では不問…な点もあるのですが、賞をもらった側にはモチベーションの差が生まれることは必至です

 

 

 

私が自分の生徒に

昨日私がどんな点数をつけようと

 

生徒の昨日の演奏に対する評価は

 

受賞…でした 

 

 

 

 

嬉しかった

 

 

…とともに

もっと素直に点数をあげていたなら

 

 

私が審査員に加わらなかったなら

 

 

生徒たちは

 

 

1ランク上の賞となっていたのかな…

 

 

ごめんね

 

 

 

 

 

なんて思ってしまいました

 

 

 

ある審査員の先生が

くださっていた高得点が忘れられません

 

 

その子は本当に頑張っていたから。

 

その子の毎日毎日の努力に対し

 

何よりの勲章だと思いました

 

 

 

1曲目でまさかのミスをうまく乗り切り

 

2曲目の猛スピードの中にも

しっかり濃淡をこめて

 

細かい指示や曲想解釈や

前々日レッスンでの眞對の手直しもバッチリこなした…その生徒は

 

 

銅賞をいただきました

 

 

------------------------

 

 

 

眞對教室から出場したもう一人の生徒。

 

小学6年生

 

 

本番…大きなミスはなかったものの…

 

 

?…な、いつもと違うイメージの演奏になってしまい。。。

 

 

 

どうした?

 

音が出すぎ

いつもより騒がしい感じ

いつもの繊細さが…今ひとつ

 

でも

良いところはいっぱいあったけれど

 

 

う〜ん。。。

 

 

 

 

あれあれ?

何がどうしちゃったの????

 

 

な演奏だったため

 

 

講評にも

 

私は…いろいろ問題点を指摘した上で

 

「微妙です」

 

 

と書きました

 

 

 

 

こりゃ…ダメかな

 

と、私は覚悟

 

 

 

他の先生に評価してもらえることを祈り

 

 

私の採点は抑えめの点しかつけられませんでした

 

 

 

 

果たして審査会議でフタを開けてみると

 

 

他の先生がたが意外な高評価

 

その生徒が上位に位置している…

 

 

 

もちろん私の抱いた「あれ?」は講評にも指摘されていたようですが

 

他の先生がたからいただけた点数は高め。

 

 

 

さて、その生徒親子さんは…。

 

 

 

自分の演奏の荒さに

自分の落選を確信し

 

 

 

結果発表の掲示を見ることなしに

帰宅したそうです

 

 

講評の入った封筒を受け取ったものの

 

その中に

「銀賞」の賞状が入ってることも気づかず

帰宅しちゃったのだそうです

 

 

親子そろってダメだと思い込み

 

掲示発表も親子そろってみないで反省しまくる謙虚ぶり…

 

 

 

日頃の謙虚さからすると

 

もしかしたら受賞を知らないかも?

 

と想像した私は

 

 

全審査終了後の帰路中に

 

銅賞をとった生徒さんのお母様にお願いし

 

 

銀賞だったよ

 

 

その親子さんに伝えていただきました

 

 

 

 

-------------------------

 

 

 

 

プロフェッショナル部門のこと

 

 

プロフェッショナルカテゴリーの若い皆様の演奏の神域だったこと。

 

 

ある一人の男性…体格もよく、立派な大人のかただと思っていたら。なんと高校生!!

 

 

そのがっしりした大きい体格の

太い手から奏でられる

 

勇壮と繊細。

 

 

 

ショパンの

 

エチュード

スケルツォ3番

バルカローレ

 

緻密な動き・迫力・しなやかさ・絶妙なテクニック

 

うたごころ…

 

 

 

高校生のそれとはおもわれないほど。

 

しかも

 

小学生がうっかり鳴らしてしまう乱暴な爆裂音など一切なく

 

 

どんなに大きな強音も見事なマイルドさと貴品。

 

 

 

同じピアノが

こうも歌う。

ここまで違う。。

 

 

その高校生の素晴らしい演奏は

生涯、心に残るとともに

 

 

私の指導の目標ともなりました

 

 

私はもちろん満点をそのかたに。

 

 

他の審査員の先生がたも

満点の審査が複数。

 

 

全員が満場一致で

金賞でありました

 

 

 

 

 

きっと

日本を担っていく

世界にはばたく

 

大ピアニストにおなりになると確信します

 

 

 

 

----------------------------------------

 

 

多にも感動したり

勉強になることがたくさん。

 

 

万人がYesと評価する…領域を目指して。

 

 

生徒の点数をセーブしたり…そんなことを懸念するような領域でない…

 

さらに素晴らしい演奏へ導くことを目指して。

 

 

 

 

ピアニストになりたいです!

 

と…今月、明言した

 

生徒さんに

 

 

その域に到達するまで導けるよう

 

 

 

私もまだまだ…頑張らなくちゃ。

 

 

 

 

 

本当に貴重な一日でした

 

 

 

 

 

私の身体が持続する限り

 

眞對教室を…続けようと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

眞對れいこ

 

 

 

 

 

------------------------------------

 

 

眞對れいこブログ

http://shiroikabasan.jugem.jp/?eid=346

 

 

 

 

 

眞對れいこ ホームページ
http://www.shiroikabasan.com/

眞對れいこの作曲ページ

http://www.p1net.com/matuireikopiano1.html

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • ケータリングの夕べ〜国立ル・シエル Le Ciel 〜in 眞對亭
    平田 大輔 (10/31)
  • Nさまへの感謝と返信と…孤独感からの脱却と…生きる意志
    小池康夫 (10/15)
  • 5万件超えに吃驚〜快適空間〜自宅レッスン室〜舌切れ〜指あと1本〜体重減少
    小池康夫 (10/07)
  • 子守唄は何がいい?       娘のこと〜中学担任・諸先生・友人〜創聖のアクエリオン〜濱屋の厚削り節
    小池康夫 (09/08)
  • 確定申告作業 終了〜H28年度経理〜小池康夫先生の理念とともに〜
    小池康夫 (03/17)

  • 石原 睦子 (02/04)
  • 追記 : 続 と 辞 〜抽選の行方
    みか (01/23)
  • 大島に行ってきました (癌になっちゃいました…32)
    小池康夫 (08/24)
  • 東京新聞に記事〜眞對友樹也(まついゆきや)〜「ラブなる」
    小池康夫 (04/04)
  • 小池康夫先生ラジオ出演終了〜眞對の学び〜
    小池康夫 (03/30)

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM