2016.11.10(木)
懐かしい再会の場でもありました
第35回けやき平和チャリティコンサート
2016年11月5日(土)
この2週間
胸の痛みと苦しさが増してきています
痛みも増えていて…。癌は縮小傾向であるはずなのになんだか…変です
水素を吸うと若干ラクになります
昨日は左足が痛みとこわばりで
室内も松葉杖であるくはめに…。
大島その2
というのをただいま制作中です
写真と格闘してます
★★★
さて11/5のご報告です
〜豪華なステージでした
長唄
コーラス
独唱
ザラフィアンツ先生ピアノ独奏
チェロとピアノデュオ
そして眞對友樹也の司会
実は私
体調不良もあり
3日間お休みをいただき
調布空港から25分で行ける
大島へ静養に行っていました
そしてこの日
大島からウィーンホールへ。
会場には懐かしいかたがたが
たくさん
20年以上あたたかく見守り続けてくださっているかた
昔、ザラフィアンツ先生とともに行くツァーでウィーンやヨーロッパにご一緒したかたがた
ザラフィアンツ門下生のかたがた
我が家のコンサートにおいでくださったかたがた
昔の生徒さんのおばあちゃま…
たくさんの懐かしいかたにお会いできました
↑
そしてこちらは…
友樹也が小学2年生の時の
小学校の担任の美保子先生
ずっとお年賀状のやり取りを続けてくださっているだけでなく
私が催す発表会や音楽会などに幾度もお越しくださいますのに
楽屋にお顔は出されずに…いつもそっとお帰りになってしまう
美保子先生。
やっと…つかまえました!
★★★
今回、トップ演目の長唄。
1968年に府中市長唄連盟を創設され世界のあちこちを飛び回り今なお現役で活動をお続けになっておられる
日吉三恵治(ひよしみえじ)こと
今井京子先生…82歳
左から
日吉三恵治(今井京子)先生
眞對れいこ
眞對友樹也
ザラフィアンツ先生
日吉三恵治先生
(本名:今井京子さん)は
奇遇にも遠い日の…25年ほど前の知合いです
まだ友樹也や娘が生まれたてのとき、同じマンションで交流があり、お部屋にお邪魔したりしてとてもお世話になりました
終演後、懐かしくお話をさせていただきました
★★★
音楽を通して、核兵器廃絶、環境保全、福祉を訴え、平和を願う
けやき平和コンサートの会 …の主催
けやき平和チャリティコンサート
回を重ねて今年で第35回
今回の演目は
長唄
合唱
独唱
ピアノソロ
ピアノ・チェロデュオ
★★★
トップは長唄
「元禄花見踊」
赤もうせんに金屏風
黒い着物姿の勇姿が圧巻
長唄 三味線 つづみ 太鼓 笛 囃子
日本人でありながら
このような機会がなければなかなか生で聴けることのない貴重な体験。多くの子供たちが感銘を受けていました
そのあと眞對友樹也の司会の第一声。
けやき女声合唱団
赤とんぼ・中国地方の子守唄
たくさんの練習を積み重ねてこられた皆様の声の調和
チカラと心を合わせてひとつの曲を仕上げてゆく醍醐味
指揮は広瀬忠雄先生…中学時代に友樹也も習った先生
伴奏は斉藤寿美代先生…ザラフィアンツ先生を日本に最初に招いたかたです。けやき平和チャリティーコンサートの発起人です
斉藤寿美代先生はいつも私のことを気にかけてくださり、親身にたくさんの心配をくださっているかたです
ザラフィアンツ先生のマネージメントをこなされている斉藤寿美代先生は心厚いかたで私は大変尊敬しています
斉藤寿美代先生の音楽への熱い情熱。強い信念の通った1本。そしてお優しい心に私はたくさんの支えをいただいています
斉藤先生の伴奏のこと
言いたくても
ご本人になかなかお伝えできないでいたのですが…思い切って。
心地よく静かに透明にあふれ出ずる湧水の真珠で会場が満たされるのを感じました
銀色のせせらぎの水しぶき…真珠がみえました
時に凛として低音が放たれ
そしてしなやかに
主役の歌声を
導いていた
ピアノが
銀色の水しぶき…真珠のように
感じられました
今更ですが
素直に感じたこと
伝えたくて…↑書きました
フェイギン氏、ザラフィアンツ先生の演奏のすばらしさはもちろんのことですが
伴奏…斉藤寿美代先生、そして笹有里子先生の演奏の素晴らしかったこと。
独唱がありました
那地上(なちがみ)亜美さん。
あの「落葉松(からまつ)」を。
からまつの 秋の雨に 私の手がぬれる
からまつの 夜の雨に 私の心がぬれる…
那地上さんの
しなやかに美しい歌声と詩が
水晶のように
銀の鈴が哀しい心をむせぶように
優しく優しく
私の胸に…きっとすべての観客の魂にとどきました
あとで知りましたが那地上亜美さんは…やはりものすごい経歴をお持ちのかたでした
眞對の師
エフゲニー・ザラフィアンツ先生
ピアノソロは
ノクターン16番
バラード1番
…また、さらに変化していたバラード1番の細部にザラフィアンツ先生の演奏のこだわりを聴き入りました
三多摩青年合唱団
杉森俊幸先生の指揮
笹有里子先生の伴奏
懇請合唱団の中に知人の顔も見える中、私が伴奏をさせていただいた小岩井雅人さんのお顔。ソロも歌われていました
「明日があるさ」、を全編聴いたのは…実は初めて
軽快なリズム、聴き知った懐かしい名曲。
往年の青島幸男・中村八大の名コンビの心意気を感じました
今回の合唱の中で自分的には一番好きでした
ドミトリー・フェイギン氏
(チェロ)
美しい日本人ピアニストを奥さまにもつフェイギン氏。ロシア出身で日本語も堪能
いつもは奥様とのデュオ。今回は特別にザラフィアンツ先生とフェイギン氏…二人の日本語堪能なロシア人による共演。素晴らしい音色のチェロは美しくザラフィアンツ先生との相和する芸術の頂点にありました
サン・サーンス 動物の謝肉祭より「白鳥」
この演奏を聴いていた私の生徒(小4)は今回のコンサートの中で一番感動したそうです
華麗なるポロネーズは以前、他のザラフィアンツ先生のデュオコンサートにて、私が譜めくり役だった時に舞台上で聴いた曲…足がうまく使えなくなった今はもう、舞台上で先生の譜めくり役を仰せつかることはなくなってしまったな…と複雑な胸中で 懐かしいこの曲を聴いていました…
そのあと
けやき平和チャリティーコンサートの会会長 本間慎さんによる楽しい挨拶、ひきつづき最後の合唱演目へと進行しました
けやき平和チャリティコンサート合唱団
けやき混声合唱団
府中紫金草合唱団
三多摩青年合唱団と有志
まず最初の歌は
「青い空は」。
眞對友樹也の詩の朗読から始まりました
青い空は…
心にうったえる歌詞朗読のあと
「青い空は」の合唱
それから
「川の流れのように」
「平和という果実」
「大地讃頌」
司会…もしかしたら私がピンチヒッターなんて。
ありえなかった。です
きりりと会を引き締める
眞對友樹也の
プロの声に感銘したのは本音です
第35回けやき平和チャリティコンサート
長い歴史を重ねた
素敵なコンサート
いつまでも…続いていかれますように
2016年11月5日(土)
府中の森芸術劇場ウィーンホール
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